導入事例 > 千葉県木更津市

概要
木更津市(市長:渡辺芳邦)とNTT東日本(代表取締役社長:井上福造)は、ICT技術を活用し、地域の課題解決に取り組んでいます。
特に、2021年からは自営無線ネットワーク(ローカル5GやLPWAなど)を活用し、地域児童の下校見守りや避難所での安否確認などの新しいサービスを提供。これにより、地域の安心・安全を支えるスマートシティ化を推進しています。

これまでの取り組み:農業と観光で地域課題を解決
木更津市では、農業や観光分野でICTを活用し、以下のような成果を上げています。
・猟師の巡回回数を約85%削減
IoT技術を活用した遠隔監視により、猟師の巡回作業を効率化。
・捕獲の効率化
自動撮影カメラで鳥獣の生態を把握し、最適な場所に罠を設置。

・食肉処理の効率化
捕獲情報を事前に把握することで、食肉処理の流れをスムーズに。
さらに、木更津港まつりでは、IoTとAIを活用して運営の効率を向上。来場者の混雑状況をリアルタイムで把握し、警備の強化や災害時の迅速な対応を実現しました。


新たな取り組み:福祉・防災分野での活用
木更津市では、自営無線ネットワークを活用した新しいシステムを導入し、地域児童の見守りや災害時の安否確認を実現しています。
・地域児童の下校見守り
ランドセルに設置した電源レスセンサーにより、保護者は児童の通学状況を遠隔で確認可能。
・避難所での安否確認
災害時、住民が避難している場所を遠隔で把握できるため、消防団や防災担当者の巡回負担を軽減。


今後の展開
木更津市とNTT東日本は、これらの取り組みをさらに拡大し、全国的なスマートシティ化に向けた新たなモデルを提供していきます。
地域課題の解決を支えるICT技術を活用し、今後の持続可能な街づくりをさらに推進していきます。

関連リンク
報道発表資料

