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二次
加工・流通

規格外農産物も積極的に活用した冷凍食品やドライフルーツ、乾燥野菜は、食品ロスの削減に役割を果たし、毎日の食卓に手軽に取り入れられる商品を提供します。加工食品の加工・流通を通じて、持続可能な社会の実現をサポートします。

食品ロス削減に貢献、コラボ冷凍食品!
規格外農産物を有効活用した
冷凍食品

特徴
1
食品ロス削減への貢献
規格外農産物を活用し、食品ロス削減に取り組む冷凍食品を開発。長期間保存可能な冷凍食品として、無駄を減らし社会的課題に貢献。
特徴
2
国産素材にこだわった美味しさ
国産の新鮮な食材を使用し、手軽に美味しく楽しめるメニューを提供。忙しい日常にもぴったりな冷凍食品で、食卓をサポート。
特徴
3
冷凍技術で鮮度を保持
冷凍技術により、鮮度を長期間保ちつつ美味しさをキープ。消費者がいつでも手軽に食べられる商品として、便利さと品質を両立。

赤ワインとハーブの芳醇な香り
旨みが凝縮!鶏のトマト煮込み
NTTアグリテクノロジーとファンデリーが共同開発した冷凍食品「旬をすぐに」シリーズは、規格外農産物を活用し、食品ロス削減をめざすサステナブルな取り組みです。味や品質には問題ない規格外農産物を使った「鶏のトマト煮込み」や「椎茸のポタージュ」など、忙しい日々にもぴったりな、手軽で美味しいメニューが登場。国産野菜を中心に素材にこだわり、冷凍で鮮度を保ちながら、食品ロス削減にも貢献します。オンラインショップや冷凍自動販売機で手軽に購入でき、毎日の食卓をサポートします。

冷食の常識を覆す圧倒的トマト 濃厚ホワイトミートソース

自社農場で栽培した規格外トマト

ゴロっと肉厚、感じる歯応え マカロニ入り椎茸のポタージュ

森のめぐみ研究所(群馬県渋川市)で栽培したしいたけの規格外品

商品パッケージ
取組の背景
近年、食品ロスの削減が注目されていますが、NTTアグリテクノロジーは自社圃場で育てた国産野菜や規格外農産物を無駄にせず活用する方法を考えてきました。また、忙しい日々を送る中で、手軽で美味しい冷凍食品が求められていることも実感しています。そこで、冷凍宅配食品を提供するファンデリーと協力し、規格外農産物を使った美味しい冷凍食品を開発。サステナブルな取り組みとして、冷凍技術のおかげで長期間保存ができ、食品ロスを減らす一助となります。この取り組みを通じて、社会に貢献しながら、消費者のライフスタイルに寄り添った商品をお届けしたいと考えています。

めざすべき姿
私たちがめざすべき姿は、規格外農産物を活用し、食品ロスを削減することを通じて、持続可能な社会の実現に貢献することです。冷凍食品として美味しく、手軽に食べられる商品を提供することで、忙しい生活をサポートするとともに、環境にも優しい選択肢を提供します。さらに、国産素材を使用し、品質にこだわることで、消費者に安心感を届け、食品ロス削減を広げていくことをめざします。冷凍技術を活かして、長期保存が可能な商品を提供することで、無駄を減らし、社会全体で持続可能な食文化を作り上げていきます。

事業に関するご相談を承っています

地域に眠る資源の循環~森のめぐみ研究所~
森薫るドライフルーツ



AGRI CHANNEL
エコロジーな循環型モデル ~森のめぐみ研究所~


特徴
1
地域の資源を活用
近隣の森林から生まれた未利用木材、廃校、周辺の農家が育てた果実など、地域が有する資源を活用してあらたな価値を生み出しています。
特徴
2
再生可能エネルギー
未利用木材を原料とした木質バイオマスのエネルギーを活用し、化石燃料を使用せず環境に配慮した事業です。
特徴
3
地域を元気に
ドライフルーツの製造により雇用が生まれ、施設の見学受け入れでは来訪者が増え、地域の新たな賑わいを創出しています。

「森のめぐみ研究所」は、地域に眠るさまざまな資源を活かし、循環型社会の共創をめざすNTT東日本・NTTアグリテクノロジーのプロジェクト。このプロジェクトから生まれたのが森薫るドライフルーツです。廃校となった小学校にて、地域の未利用木材を原料とした木質バイオマスによりエネルギーを生み出し、そのエネルギーでドライフルーツを製造しています。味には問題がないにもかかわらず、形が整っていない・色が鮮明でないなどの理由で市場に流通しない「規格外」果実を、製造所周辺の農家から直接仕入れています。農家がこだわって作った果実そのものの味わいを濃縮させるため、砂糖や保存料・着色料を使用せず丁寧に手作りしています。

ドライフルーツ

生産工程

生産環境

規格外(いちご)

廃校と生産工場

生産工場

森林/チップ
取組の背景
地域には活用されずに眠っている資源が豊富にあります。例えば、森林整備に必要な間伐作業で生じた未利用木材や、人口減少に伴い廃校となった施設、規格外で市場に出回らない農作物、特に新鮮なフルーツは日持ちが短く、多くが廃棄されています。こうした食品ロスや未利用資源を活用するために、木質バイオマスを使用した再生可能エネルギーを活用し、ドライフルーツの製造に取り組んでいます。この取り組みは、サステナブルな方法で地域資源を再利用し、地域に雇用を生み出しながら、エシカルな視点で資源の無駄を減らすことを目指しています。さらに、地域が元気であり続ける循環型社会の実現を目指し、SDGsの達成にも貢献できることを願っています。

めざすべき姿
私たちは、地域が存続し続けるために、その地域に眠る資源を活用した循環型社会の実現をめざしています。持続可能な循環型社会であるために、本プロジェクトを通じて新たな産業を興し、特産品や地域のブランドを生み出し、観光振興や地域経済の活性化を図っています。また、新たな産業を興すことで雇用を生み、人口流出の抑止や地域コミュニティの活性化にも貢献したいと考えています。さらに、環境負荷の軽減にも貢献し地域が元気であり続けるための仕組みづくりを進めています。将来的には、この循環型社会のモデルを全国に広げ、より多くの地域を存続させたいと考えています。

事業に関するご相談を承っています

フードロスを減らし、美味しくサステナブルな未来へ
「野菜を食べる」
乾燥野菜シリーズ

特徴
1
安心安全の100%国産野菜活用
原材料はすべて国産野菜を使用し、食べやすく、且つ調理しやすいサイズの乾燥野菜です。また、ブドウ糖を加えずにそのまま乾燥加工しており、野菜そのものの甘み、旨みをギュッと凝縮した味わいをお楽しみください。
特徴
2
「規格外野菜」も活用したサステナ商品
味や品質に問題はないものの、色や形が不揃いという理由で市場に出回らない「規格外野菜」も原材料に活用することで、フードロス削減に貢献しています。また、乾燥野菜という特性上、常温で長期保存が可能となっており、野菜そのものの価値を長くしております。ローリングストック商品としてもお使いいただけます。
特徴
3
乾燥野菜を活用した手軽に野菜を取れるレシピ
「家事や育児、仕事で忙しい中でも、手軽に野菜の取れる食事を提供したい」という消費者ニーズも満たせる商品にしたい。複数の乾燥野菜がミックスされた本商品を調理工程で水に戻しながら、お手軽で美味しい食卓の基本メニュー「チャーハン・キーマカレー・パスタ」のレシピも開発したのでお楽しみください。

2024年9月3日より、株式会社農業総合研究所(本社:和歌山県和歌山市/代表取締役社長 堀内 寛、以下「農業総合研究所」)との資本業務提携を開始し、両社のアセットを活用した共創事業の一つとして、農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する加工食品の共同開発を進めてまいりました。国産野菜そのものの価値を乾燥加工することで長くし、消費者がお手軽に野菜を調理、お楽しみいただける乾燥野菜をシリーズ化し、販売いたします。
取組の背景
NTTアグリテクノロジーは、「食の安定供給」や「食の安全」など、食農分野が抱える社会課題解決をめざし、さまざまなプロジェクトに取り組んできました。近年、SDGsへの関心が高まる中、フードロス削減が食農分野の一つの課題となっています。本来生鮮品が故に賞味期限の短い野菜を乾燥加工することで、野菜そのものの価値を長くしたい。また、品質や味に問題はないのに、見た目の問題で廃棄されてしまう規格外野菜も使うことで、生産現場におけるフードロス削減にも貢献したい。そんな思いから、国産の乾燥野菜を企画、販売してまいります。

めざすべき姿
今後も食と農の分野で社会課題にお応えすべく、国産農産物の高付加価値化やフードロス削減に資する加工食品の開発を進めてまいります。

鮮度保持の革新で、地元の美味しさを全国へ
鮮度保持コンサルティングサービス

特徴
1
日持ちしない地産品を
鮮度維持して越境出荷
鮮度保持技術を使うことで、地元で収穫した新鮮な地産品を、遠くの消費地や海外へも届けられるようになります。新鮮な状態で届けることができるので、地元の美味しさを広げることができます。
特徴
2
価格の平準化
鮮度を保つことで、季節や収穫量に左右される価格のばらつきを減らすことができます。安定した品質で商品を届けることができるので、市場でも一定の価格を保ちやすく、供給側と消費者双方にとって安心感を提供します。
特徴
3
旨味・糖度アップ等
による価格上昇
鮮度をしっかり保つことで、果物や野菜の旨味や糖度がより引き立ち、品質がアップします。その結果、より高い価値を感じてもらえ、価格が上がるだけでなく、商品の魅力も増します。

プレハブタイプ(プッシュバックラック)
地元の新鮮な産品をもっと長くおいしく楽しんでもらうために、大阪大学、NTT東日本、NTTアグリテクノロジーが共同で研究を進め、地産品の最適な保存方法を見つけました。この研究をもとに、鮮度を保つためのアドバイスや保存方法を提案する「鮮度保持コンサルティングサービス」をスタート。生産者や流通業者の皆さんの課題を一緒に解決し、フードロスの削減や地域活性化にも貢献していきます。

業務用冷蔵庫(テーブルタイプ)

業務用冷蔵庫(4枚扉タイプ)

プレハブタイプ(外観)
取組の背景
日本各地の美味しい地産品の鮮度を保ったまま消費地に届けることは難しく、保存や輸送過程での鮮度劣化がフードロスや需給バランスの崩れを引き起こす原因となっています。また、物流業界の課題も影響し、生鮮品の流通がさらに難しくなっています。こうした問題を解決するためには、コールドチェーン技術を活用して地産品の品質を守りながら、効率よく流通させることが大切です。鮮度保持コンサルティングサービスでは、コールドチェーンの価値向上をめざし、地域経済の活性化やフードロス削減、物流の効率化をサポートし、生鮮流通の課題を一緒に解決していきます。

めざすべき姿
私たちがめざすのは、地域の地産品をより多くの方々に届け、地元の魅力を感じていただくことです。そのために、鮮度を保ちながら、全国や海外への流通を可能にし、地域経済の活性化に貢献することが重要だと考えています。鮮度保持技術を活用し、季節に影響されることなく安定的に高品質な商品を提供できるようにすることで、生産者の方々にも安心していただける仕組みを作りたいと思っています。また、鮮度を維持することで、果物や野菜の旨味や糖度を最大限に引き出し、商品自体の価値を高めていきます。消費者にとっては、新鮮で美味しい地産品がいつでも手に入るようになり、地域の農業がさらに身近に感じられることをめざしています。この取り組みが、地産品のブランド力向上と持続可能な農業や流通の仕組み作りに寄与することを期待しています。

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